いよいよ枕木を使う時がやってきた。
そう!今回の玄関前の造作に!
しかし枕木のカットをする必要がでてきた。
カットにはいくつかの方法がある。
チェーンソー、丸のこ、手びきのこ・・・
チェーンソーはうるさいし木屑の量が半端じゃない。
丸のこは刃の径が足りず中心部が切れない。 手挽きではしんどそうだ。
下駄職人だった爺さんはもう何年も前に他界した。私が高校を卒業して間もなくだった。
爺さんの葬式の後に田舎に行った。 目的は爺さんの下駄の道具を形見として貰うため。
爺さんも好きだったが道具も好きだ。
伯父さんは快く倉庫から鋸を持ってくれた。鞘に嵌っており立派なものだ。それを形見として私にくれた。
「そうだあの鋸で切ってみよう!」
大変なのを覚悟で挽いてみる・・・
えっ!堅い枕木がさくさく切れていく。 推定70年は経っている道具だがその実力は凄い! さすがはプロ仕様!
職人が減れば使われなくなる道具は増える。その道具たちはいったいどうなっているのだろう?
仕方のないことだが寂しい限りだ。
